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優しい町を考えよう

別府市北小5年1組(種村由加教諭・33人)

2006年10月23日掲載 |最新に戻る

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バリアフリーなどについて藤原記者(右)から説明を受ける児童たち

レイアウトや見出しの付け方を学ぶ

バリアフリー広げたい

 「バリアフリーを知っていますか」。藤原留美記者(33)=大分合同新聞別府支社=が児童に問い掛けた。「車いすの人のために段差をなくすこと」と答えが返った。「段差などの障壁をなくし、障害がある人が行動しやすいようにすることですね。別府市には太陽の家や障害者のための福祉施設があり、障害者がたくさん暮らしています」と説明した。
 日ごろ、目にしやすいバリアフリーのものを尋ねると「車いすを使う人の駐車場は出入り口の近くにある」「トイレを広くしている」などを挙げた。「トイレは開け閉めしやすい引き戸にしている。視覚に障害がある人のための点字もいろんな所にあります」と付け加え、障害者や高齢者に優しい町の在り方について学ぶよう促した。
 バイクの事故で頸椎(けいつい)を損傷し、車いすを使っている、NPO法人「自立支援センターおおいた」の安冨秀和さん(30)が「車いすがあれば生きていける」と確信してリハビリに励んだことを話した。
 安冨さんは「別府駅前のバリアフリーはかなり進んでいる。段差や階段があるため、したいことを断念することもある。みんなが大きくなったときに、車いすに乗っている人を助けてあげる優しい気持ちを持ってほしい」と呼び掛けた。
 観光客や市民にとって優しい町かどうかを調べようと児童は学校を飛び出した。JR別府駅や温泉施設、リフト付きタクシーを導入しているタクシー会社、宿泊施設を訪れた。自立支援センターおおいたのスタッフに同行してもらい、車いすを使っている人の感想も聞き取材した。
 紙面製作のため整理部の阿南英二記者(32)にレイアウトの仕方や見出しの付け方を教わり、手書きの見出しも入れた紙面を作り上げた。

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飛び出せ学校とは?

 県内の主に小学校五、六年生を対象に地域を調べ、問題を考え、新聞を作ることを通じて、自分たちの暮らしを知り、故郷を見つめ直す企画です。大分合同新聞社の記者が学校に出向き、子どもたちと一緒に調査、研究し、その活動を紙面で伝えます。子どもたちには、記事を書くだけでなく、見出しやレイアウトにも挑戦し、新聞を作ってもらいます。毎月一回、第四週の月曜日夕刊に掲載します。

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大分合同新聞社「飛び出せ学校係」
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