開会式で選手宣誓をする副島正純選手=24日午後、大分市のガレリア竹町ドーム広場
大分国際車いすマラソン大会の開会式に出席した各国の選手たち=24日午後、大分市ガレリア竹町ドーム広場
第29回大分国際車いすマラソン大会の開会式が24日、大分市のガレリア竹町ドーム広場で開かれた。国内外の選手約150人が参加し、レースでの健闘を誓った。「交歓の夕べ」では、海外選手らが久々に再会するボランティアや市民と歓談して、レース前のひとときを楽しんだ。
開会式では大会会長の広瀬勝貞知事が「世界最大級の大会として29回目を迎えた。明日は沿道の声援も拍手も、途切れることがないだろう。健闘を心から期待している」とあいさつ。釘宮磐大分市長が激励した。
選手を代表して、昨年の第28回大会T53/54クラスで国内1位だった副島正純選手(福岡県)が「元気と勇気と、走ることの楽しさを伝えたい」と力強く宣誓した。
この後、選手は商店街をパレードして「交歓の夕べ」会場の若草公園へ。カトリック海星幼稚園(同市中央町)の園児が歌とダンスを披露し、手作りメダルをプレゼントした。
会場のあちこちでは、選手同士で記念撮影をする姿も。簡単な食事を取りながら、一般市民やボランティアらと親しく交流。選手同士でレースについて語り合っていた。
第29回大分国際車いすマラソン大会で上位争いが期待される国内外の有力6選手が24日、県庁で記者会見し、レースへの意気込みを語った。
フルマラソンT53/54男子の副島正純(39)=福岡県=は「(出場14回目だが)大分では勝っていないだけに、他選手の動きを見ながら、落ち着いたレース運びをしたい」。今季好調な洞ノ上(ほきのうえ)浩太(35)=福岡県=は「先頭集団に食らい付いて、勝負どころでは大胆に攻める」と話す。
受けて立つのが昨年覇者のハインツ・フライ(51)=スイス。落ち着いた表情で「もちろん今年も勝ちたいが、簡単ではない。ベストを尽くして素晴らしいレースにする」と誓った。
同女子は昨年Vのアマンダ・マクグローリー(23)=米国=が「高速レースになりそうだが、自分のペースで頑張りたい」。ダイアン・ロイ(38)=カナダ=は「コースがフラットな大分は走りやすい。自己ベストと優勝を狙う」。
土田和歌子(35)=東京都=は北京パラリンピック(2008年)のけがから復帰して2年ぶりの出場。「今の力を出し切って目指すは自己ベスト更新」と話した。