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楽しめる4種類の味

カボス、チーズ…相性◎ 津久見のまぐろステーキ

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2010年08月27日掲載 |最新に戻る

溶岩板で焼いたまぐろステーキは、定番のしょうゆダレのほかに、さっぱりした味わいのカボスダレも人気(まぐろ料理のお食事処「浜茶屋」

 東九州自動車道を大分インターチェンジ(IC)から南下。津久見ICで下りる。「通行料金0円」の表示を確認。高速道路無料化の恩恵を受け、料金所のおいちゃんに「ご苦労さま」と上機嫌に声を掛ける。

 一般道に入る直前、赤信号で停車。窓を開けると潮の香りが車内に広がる。目の前には、何ともうまそうなマグロの看板が…。行き先が決まった!

 まぐろ料理のお食事処「浜茶屋」(津久見市千怒)。マグロの切り身を、熱した溶岩板で焼くまぐろステーキが人気だ。ニンニクが効いたしょうゆダレのほかに、カボスダレ、チーズ、トマトソースと、味付けもバラエティー豊か。

 一口いただく。刺し身とは違い、ふんわりした食感がいい。次に、カボスダレをパクリ。こちらは、さっぱりしていて、いくらでも食べられそう。「カボスや、チーズが魚に合うのかと思っていたけど、意外と客ウケもいいようです」と店を切り盛りする代表の加茂紀代子さん(70)。

 「地の魚をおいしく食べてほしい」と小さな喫茶店から始めて28年。津久見市はマグロの漁獲高全国トップクラスだが、当時、陸揚げされたマグロは全国へと届けられ、地元の人の口にはあまり入らなかったという。今では、まぐろ料理を提供する店も市内に増え、休日になると県外からも訪れるように。交通費が安く済む今のうちに、海の幸を味わってみてはいかが。

 (文・藤原留美、写真・椎原新二)


大友宗麟の墓がある大友宗麟墓地公園(津久見市)

“味”メモ
 溶岩板で焼いた「まぐろステーキ定食」は1500円。保戸島の郷土料理「ひゅうが丼」は、ゴマや卵、砂糖が入った栄養価の高い逸品で「夏バテに効果てきめん」という。営業時間は午前11時〜午後2時半、午後5時〜同9時。不定休。問い合わせはTEL0972・82・8302。

散歩メモ
 大友宗麟墓地公園 津久見市は戦国大名、大友宗麟(1530〜87年)が晩年を過ごした地。公園には宗麟の胸像や、建築家の磯崎新氏が設計したキリスト教式の墓、宗麟が使用した花押・印章を展示。春は新緑の、秋には色づいた紅葉が楽しめる。宗麟の生涯を描いた小説「王の挽歌(ばんか)」の執筆に当たり作家遠藤周作も、この地を踏んだという。

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