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玖珠「かいぞくかりんとう」

“優しさ”も入った逸品 止まらない素朴な風味

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2010年03月12日掲載 |最新に戻る

店のオーナーで工房代表の(左から)生田幸夫さん、次男の武寛さん、妻ののり子さんら家族ぐるみで作る「かいぞくかりんとう」は大人気!

 大分自動車道・玖珠サービスエリア(SA)の土産物売り場で見かけた「大人気!」の看板に釣られ、ついつい買った。「かいぞくかりんとう」。玖珠は内陸部。どうして海賊なのだろう。早速、製造元の「手づくり夢工房」を訪ねた。

 玖珠町山田の国道210号沿いにある「茶房&ぎゃらりぃ花林」に隣接している。香ばしいにおいとともに出迎えてくれたのは、この店のオーナーで工房代表の生田幸夫さん(62)と妻のり子さん(55)。
 単刀直入に質問した。「よく聞かれるんですよ」と幸夫さん。玖珠が生んだ童話作家、久留島武彦(1874―1960)の祖先は、中世に瀬戸内海で活躍した「村上水軍」に由来する。「水軍、いわゆる海賊ですね」。なるほど。
 かりんとうを口に放り込んだ。素朴な味わい。手が止まらない、ポリポリという音も…。かりんとうにしてはちょっぴり柔らかめの食感がまたいい。材料は小麦粉、卵、砂糖、塩のみ。混ぜてこね、油で揚げる。
 「幼いころに食べた懐かしい手作りおやつの味わいにこだわっています」とのり子さん。夫婦と次男の武寛さん(30)、パート従業員の計5人で、1日に200~300袋を作る。
 楽しみがもう一つ。くねくねした形のかりんとうの中に、ハート形が1袋に一つ入っている。童話の里らしいユーモアと優しさを感じさせる“逸品”に思わず顔がほころんだ。

イチゴ狩りを楽しめる、観光農園「日隈孝海いちご園」

“味”メモ

 「かいぞくかりんとう」は1袋380円。玖珠SAの上下線のほか、地元のスーパーなどでも販売。全国発送(送料は自己負担)もしている。問い合わせは花林(TEL0973・72・4198)。

散歩メモ

 花林から車で約5分の所にある観光農園「日隈孝海いちご園」では、イチゴ狩りが楽しめる。酸味と甘味のバランスが絶妙な「とよのか」、果肉がしっかりした「さがほのか」の2品種がある。休日は福岡県など県外からも観光客が訪れるという。40分食べ放題で大人千円、子ども500~800円。要予約。問い合わせは同いちご園(TEL0973・72・0395)。

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県内各地にある観光スポットを紹介するとともに、そこでしか味わうことが出来ない地元の新鮮な料理、食品、食材を紹介します。情報提供もお待ちしています。

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